こんにちは!ECサイトのブログ担当の丸山です。
毎日コーヒーを楽しんでいますか?「もっと美味しいコーヒーを家で淹れたい!」と思ったとき、豆の種類や挽き方にこだわる方は多いですよね。でも、実は「ペーパーフィルター」一つで、コーヒーの味わいは驚くほど変わるってご存知でしたか?
今回は、コーヒー器具のパイオニアであるCAFEC(三洋産業)の抽出理論に基づき、ペーパーフィルターの正しい使い方から、味を格上げする選び方までをプロの視点から徹底解説します!この記事を読めば、いつもの「おうちコーヒー」がワンランク上の特別な一杯になること間違いなしですよ。(説明盛り込みすぎてとても長くなったので、読みたいところ、気になるところを読んでくれたらうれしいです。)
果たして、コーヒーフィルターの「使い方」で味は変わるのか?
「お兄さん。フィルターなんて、どれを使っても同じじゃないの?」そう思ってしまうのも無理はありません。分かります。私もこの会社に入社する前はそう思っていました。
しかし、フィルターの種類と使い方でコーヒーの味は劇的に変わることに、この会社に入社して気づいたんです。(EC担当の丸山が保証します。)
想像してみてください。同じコーヒー豆を使っても、フィルター一つで、味がクリアになったり、コクが深まったり、はたまた雑味が出てしまったり…。でもこれには、きちんと科学的な理由があるんです。
フィルターは単なる「コーヒー粉を濾過する紙」ではない
ペーパーフィルターの最も基本的な役割は、コーヒーの粉(微粉)を取り除き、コーヒー液だけをサーバーに落とすこと。これだけ聞くと、単なる「濾過装置」にすぎないように感じますよね。
しかし、実はフィルターは、コーヒー豆の美味しい成分を効率的に抽出するための重要な役割を担っています。特にハンドドリップにおいては、CAFEC(カフェック)が提唱する「CAFEC Osmotic Flow(カフェック オズモティック フロー)」という抽出理論に基づき、抽出速度をペーパーがコントロールすることで、濾過層(ろかそう)の形成や濃度勾配(濃いところから薄いところへ成分が移動する現象)を適切に作り出すことで、コーヒーの風味を最大限に引き出すことが可能になるんです。
抽出スピードをコントロールし、美味しい成分だけを効率的に引き出すための「抽出補助装置」なんです!
紙の繊維(クレープ)がスムーズな抽出を助ける
ペーパーフィルターの表面をよく見てみてください。細かなシワがあるのが分かりますか?これが「クレープ(溝)」と呼ばれるものです。このクレープ(溝)が、実は抽出において非常に大切な役割を果たしています。
クレープ(溝)があることで、フィルターとドリッパーの間に適度な空間が生まれ、お湯がスムーズに流れる「通液性」が確保されます。もしこのクレープ(溝)がなければ、フィルターがドリッパーに密着しすぎてしまい、お湯が滞留し、過剰な抽出や雑味の原因となってしまうんです。(コーヒーがポタポタ落ち、抽出するのに沢山の時間がかかります。)
CAFECのペーパーフィルターは、このクレープ(溝)の深さや両面加工にこだわり、常に安定した通液性を実現しています。これにより、コーヒーの美味しい成分だけを抽出し、えぐみや雑味が出る前に抽出を終えることができる、というわけなんです。

【写真で解説】ペーパーフィルターの正しい使い方の手順
それでは、ここからはペーパーフィルターを最大限に活かすための具体的な使い方を、ステップごとにご紹介していきますね。簡単なひと手間を加えるだけで、いつものコーヒーが格段に美味しくなりますよ。
1. フィルターの「折り方」:圧着部分を互い違いに折る
ペーパーフィルターには、メーカーによって圧着部分(つなぎ目)があります。これを正しく折ることで、ドリッパーへのフィット感が格段に向上し、抽出中のズレや破損を防ぐことができます。
- 円すい型フィルターの場合:圧着部分は1箇所です。この圧着部分を折ります。
- 台形(扇)型フィルターの場合:サイドと底の2箇所に圧着部分があります。まずサイドを折り、次に底の部分を折ることで、ドリッパーにしっかり密着させることができます。この時に、底とサイドは互い違いに折ってください。同じ方向に折ると、目詰まりする可能性があります。
このひと手間で、フィルターがドリッパー内で安定し、お湯の流れが均一になる効果が期待できるんです。

2. ドリッパーへのセット方法:浮かないように密着させる
フィルターを折ったら、ドリッパーにセットします。この時、フィルターがドリッパーの壁面にしっかりと密着しているかを確認することが重要です。
もしフィルターが浮いていたり、隙間ができていたりすると、お湯がコーヒー粉を通らずに、そのまま素通りしてしまい、成分があまり抽出されない可能性があります。これではコーヒーの美味しい成分が十分に抽出されず、薄いコーヒーになってしまったり、逆に雑味だけが落ちてしまったりすることがあるんです。
ドリッパーにセットした後、軽く指で押さえたり、トントンと揺らしたりして、フィルターがドリッパーの形状に沿ってきちんと収まっているかを確認しましょう。この一手間が、安定した美味しい抽出への第一歩なんです。もしドリッパーからフィルターが浮いてしまうときはサイズが違う可能性があるので、一度確認することをおすすめします。

3. 「湯通し(リンス)」は必要?メリットとデメリット
ハンドドリップのレシピでよく聞く「湯通し(リンス)」。これは、シャンプーの後にする髪の毛のケア...ではなく、ペーパーフィルターに残る紙の匂いを洗い流すことと、ドリッパーやサーバーを温めることがよく言われる一般的な目的です。
しかし、CAFEC(カフェック)のペーパーフィルターは、独自の製紙技術によって紙の匂いが極めて少ないのが特徴です。(私はほぼ匂いは無いと思っています。)
そのため、紙の匂いを気にして行うリンスは、実は必要ありません。
ただし、器具を温めるという目的では、湯通しにはメリットがあります。抽出中にお湯の温度が急激に下がると、コーヒーの成分抽出が不安定になることがあります。特に、抽出液を受け止めるサーバーが冷たいままだと、せっかく淹れたコーヒーが冷めてしまう原因にもなりますよね。
サーバー等の器具を温める目的であれば、抽出前に少量のお湯でサーバーを温めることはおすすめです。
失敗しないコーヒーフィルターの選び方とおすすめの種類
正しい使い方が分かったところで、今度はフィルターの「選び方」について深掘りしていきましょう!ペーパーフィルターには様々な種類があり、それぞれがコーヒーの味に個性をもたらすんですよ。
形状の違い:「円すい型」と「台形(扇)型」
ペーパーフィルターの形状は、主に「円すい型」と「台形(扇)型」の2種類があります。どちらを選ぶかで、抽出スピードや味わいが大きく変わってきます。
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円すい型フィルター:
底に向かって細くなる円錐の形状は、お湯がコーヒー粉の層(濾過層(ろかそう))を深く、長く通過させる特徴があります。これとCAFECの製品を組み合わせることにより、ネルドリップで淹れたような、まろやかな口当たりや甘み、風味を引き出しやすいんです。CAFEC(三洋産業)は世界で初めて円すい形コーヒーフィルターを開発したメーカーであり、この形状の可能性を50年以上追求してきました。抽出の自由度が高く、注湯の仕方で味のバリエーションを楽しみたい方におすすめです。
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台形(扇)型フィルター:
底が平らな台形の形状は、コーヒー粉全体にお湯が均一に行き渡りやすく、ふくよかな味わい、しっかりとしたコク、しっかりとしたコクとふくよかな味わい、安定した抽出がしやすいという特徴があります。初心者の方でも比較的ムラなく美味しいコーヒーを淹れやすい形状と言えるでしょう。
素材の違い:「パルプ」と「非木材(アバカなど)」
ペーパーフィルターの主な素材は、木材を原料とする「パルプ」ですが、近年では「非木材」を原料の一部に含んだフィルターも注目されています。
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パルプフィルター:
最も一般的な素材で、広く普及しています。木材パルプの繊維がコーヒーの微粉をしっかりと捉え、クリアなコーヒーを抽出します。コストパフォーマンスに優れるものが多いのも特徴です。
- 非木材(アバカなど)フィルター: 近年、木材パルプにアバカ(マニラ麻)などの非木材繊維を配合した当社のフィルターが注目されています。アバカの繊維は木材パルプに比べて柔軟で強度が高いため、フィルターに加えることにより、通液性を大きく向上させる特性があります。これにより、お湯がフィルター内に滞留しすぎず、常に新しいお湯が粉に触れ続ける状態を作り出し、雑味が出にくいスムーズな抽出を実現するんです。
プロも愛用!CAFEC「アバカフィルター」がおすすめな理由
数あるペーパーフィルターの中で、私たちが自信を持ってお勧めするのが、CAFEC(三洋産業)の「アバカフィルター」です。プロのバリスタからも厚い信頼を寄せられるこのフィルターには、美味しいコーヒーを追求するための技術と情熱が詰まっています。
両面クレープ加工でスムーズな抽出を実現
CAFECのアバカフィルターは、独自の製紙技術「Air Through Dry(エアスルー・ドライ)」によって、フィルターの両面に深いくっきりとしたクレープ(溝)が施されています。この両面クレープ加工こそが、抽出の鍵を握る「通液性」を飛躍的に高める秘密なんです。
深いクレープ(溝)は、フィルターとドリッパーの間に最適な空間を作り、お湯の流れを阻害しません。これにより、コーヒーの美味しい成分が溶け出しやすい「濃度差」を効率的に保ちながら、雑味成分が抽出される前にドリップを完了させることが可能になります。結果として、甘みのあるリッチな味わいとクリアな後味を両立した、プロが淹れたような一杯が楽しめるというわけなんです。
CAFECアバカペーパーフィルター抄紙工程

※Air Through Dry:両面にクレープを施した湿紙を平らな状態のまま熱風で乾燥させるため、両面クレープが維持された状態で原紙が完成します。
森林を守るサステナブルなマニラ麻素材
CAFECのアバカフィルターは、美味しいだけでなく、環境への配慮も忘れていません。アバカ(マニラ麻)は、成長が早く、農薬や肥料をほとんど必要としないため、森林資源を保護するサステナブルな非木材パルプとして注目されています。
CAFECは、地球環境に優しく、持続可能な社会に貢献するため、このアバカ(マニラ麻)を積極的にフィルター素材として採用しています。一杯のコーヒーを通じて、地球の未来も考えることができる、それがCAFECアバカフィルターのもう一つの大きな魅力なんです。
まとめ:正しい使い方と良いフィルターでコーヒータイムを豊かに
いかがでしたでしょうか?「たかがペーパー、されどペーパー」。たった一枚のコーヒーフィルターが、これほどまでにコーヒーの味わいに影響を与えるなんて、驚きですよね。
1. ペーパーフィルターの「正しい使い方」をマスターすること
2. 自分の好みに合った「良いフィルター」を選ぶこと
です!
正しい折り方とセット方法で抽出ムラを防ぎ、CAFECのアバカフィルターのような高品質なフィルターで、豆本来の美味しさを最大限に引き出す。この二つを意識するだけで、あなたのおうちコーヒーは格段にレベルアップします。
ぜひ、今日の記事を参考に、あなただけの「理想の一杯」を探求するコーヒーライフを楽しんでくださいね。それでは、またお会いしましょう!